ポリエステル樹脂粉体塗装の基礎知識
目次
- ポリエステル樹脂粉体塗装とは
- ポリエステル樹脂粉体塗装の特徴!
- ポリエステル樹脂粉体塗装の製作事例
これだけは知っておきたいポリエステル樹脂粉体塗装のポイント
・硬い塗膜を形成できる
・金属表面を空気から守る
ポリエステル樹脂粉体塗装とは
ポリエステル樹脂粉体塗装とは、粉体塗料のうちポリエステル樹脂を主成分とした塗料を用いた塗装法です。粉体塗料とは固体状の塗料であり、金属表面に密着したのち乾燥することで塗膜を形成します。
ポリエステル樹脂粉体塗装の特徴
ポリエステル樹脂粉体塗装で用いられているポリエステル樹脂の特徴として、耐久力が強く耐候年数が長い点があります。用途としては自動販売機やフェンスなど、建築物などを中心にして様々な場所で用いられています。
粉体塗料に共通する最大の特徴として、塗膜の硬さがあげられます。粉体塗装は固体樹脂を顔料とともに金属表面へ直接付着させる表面処理加工であるため、液状塗装に比べて比較的硬い塗膜を形成することができます。
さらに、粉体塗装ならば1回の塗装加工で約100ミクロンほどの塗膜を形成することができます。溶剤塗装による塗膜の膜厚に比べて、約5倍の厚さになります。粉体塗装による塗膜は、硬度が高く膜厚も厚いため耐久性が高い塗膜であるといえます。
また、粉体塗装は防錆効果も高い塗装です。膜厚が厚いこともあり、金属表面と空気を遮断する役割を担います。
キャディ株式会社の製作事例
キャディ株式会社ではポリエステル樹脂粉体塗装を含む様々な塗装に対応しております
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